有機の里

 このブログは、有機の里創り研究会と言います。先日、合鴨米を長年作っている会員の方が、見えられ、お話をしている時、この有機という言葉の持つ意味合いがそれぞれの人によって違っていることに気が付きました。
 たとえば、有機の里と聞いたとき、有機農業の里と思ってしまう人もいるでしょう。「人の口に戸は建てられぬ」という諺ではありませんが「人の頭の中は、鏡のように透けて見えない」ですから、このように言葉の解釈は、誤解を生み続けるなあと教えられました。

 有機の里という意味は、私としては、有機を生命体と解釈し、動物、植物、微生物がつながりあい、組み立てられ、循環していく環境という意味と、人間同士がつながりあって、平和に長く生きていくことのできる里という意味を込めたつもりでした。