有機の里

 このブログは、有機の里創り研究会と言います。先日、合鴨米を長年作っている会員の方が、見えられ、お話をしている時、この有機という言葉の持つ意味合いがそれぞれの人によって違っていることに気が付きました。
 たとえば、有機の里と聞いたとき、有機農業の里と思ってしまう人もいるでしょう。「人の口に戸は建てられぬ」という諺ではありませんが「人の頭の中は、鏡のように透けて見えない」ですから、このように言葉の解釈は、誤解を生み続けるなあと教えられました。

 有機の里という意味は、私としては、有機を生命体と解釈し、動物、植物、微生物がつながりあい、組み立てられ、循環している環境という意味と、人間同士がつながりあって、平和に長く生きていくことのできる里という意味を込めたつもりでした。

 今日は、会の年中行事の一つ、新春の炭焼きでした。まだ農場にも、雪がたくさんある中、それでも40人以上の人たちが来てくれました。
 午前中は、陽射しもあり、みなさんそれぞれ自分の好きな分野で楽しんでおられました。
もみ殻燻炭つくり、お餅つき、竹の箸つくり、光合成細菌の培養ハウスや平飼い養鶏の見学、薪割などなど、お昼にはビワ茶やけんちん汁そして恒例のおばあちゃんの差し入れコロッケ、つきたてのお餅で昼食。この日のために、準備をしてくれた仲間に感謝です。
 お昼のアトラクションの手品を楽しんだ後、自己紹介。今回は、遠くからの参加者が多く、みなさんそれぞれの場所で、自分の思いを大事に頑張っているのが共鳴できました。
 最後に、この会の今年度の抱負とそれに対する協力のお願いをさせていただきました。
それは、又明日報告させていただきます。