休日

 「ローマの休日」だと素敵なんですけど、こちらはただの「強風に圧倒された休日」になってしまいました。それも二日間。その間に、会のなんとなく気になって、たまっていた整理のような事をしようと決め、始めたものの、反対に折角積み上げておいた記帳が一部、いくら試みても出なくなって、時間ばかり経っていき、とんでもない休日に。
 それでも、生ごみのたい肥化実験は再開して、もらいに行かなくてはならず。帰ってから、ふと思いついてアメリカの三女に、SOSを出した所、彼女の夫、即ち義理の息子が指示をだし、彼女の言うとおりにしていたら、消えていたところが元に戻り、「データーがすべて消えてしまう」という私の危惧は、無駄に終わりました。ほんとにそれがなくなったら、今年のピース・エコ・ショップの足跡がなくなってしまうということになりかねなかったので、ほんとに助かりました。持つべきものは、何とやらです。
 それからは心穏やかに、少しですが整理も出来、美味しい夕食にもつながりました。

 話はちょっと変わって、先日「猿島野まるごと博物館」の木の匠さんが農場に来られた時、丁度壊れかかっていた昔の樽を、燃してしまおうとしていたのですが、彼の来場で私は燃やすのを止めました。というのは、彼だったらそれを再生してくれるだろうと思ったのです。私は、彼にその修繕を頼み、ピース・エコ・ショップが形になった時、その桶をお客様の傘たてにしたいと言いましたら、今日彼がそれを持ってきてくれました。
 彼は、会社を退職後、好きな木工にロマンを感じ、たくさんの素晴らしい作品を産み出しました。私たちの三人の娘たちにも、結婚の際、素敵な家庭をというメッセージからでしょうか、先日私まで頂いてしまった木彫り作品と傘たて桶の写真をお届けしますね。