ゲーム

 今日も、ラジオで大橋巨泉さんが、ゲームが蔓延している怖さを、話していました。子供たちが、日常茶飯事にゲームに夢中になり、親も容認し、家族の関係やしつけや食への感謝やその他もろもろが崩壊していく危険性をはらんでいると心配していました。
 それが高じると、他者にはみえない頭の中が、どんどん架空の世界で占められていき、現実を生きる力がだんだん失われていくというような人々が増えていく。
 90歳や80歳代を親に持つ世代は、まだゲームの洗礼を受けていないけれど、団塊の世代の子供さんたち、即ち団塊ジュニアあたりからゲームの時代に入ったように記憶している。団塊ジュニアとその子供たちがゲームと出くわし、とりこにされた因果な文明の犠牲者と言えば犠牲者である。でも本人たちは、その他の時代を知らないから、選択の余地がない可愛そうな世代でもある。
 現実や自然をみる機会を増やして、ゲームの世界から足を洗って、自己を見つめ直してほしいと願うのみです。