幼馴染

 ずっとこの会を支援してくれている幼馴染が、二年前に故郷の同窓会で私の本をみんなに紹介してくれたことがご縁で、もう一人の幼馴染が本も購入して、その上、入会もしてくれました。お二人とも、毎年一口千円の会費を十口も支援してくれ、感謝、感謝です。
 電話がいつもすれ違いでしたが、今日は運よく彼女がかけてきてくれ、いいお話しができました。というより、社会に根を張って、強く、正直に、温かく生きている姿勢にこちらが感銘を受けたというのが本当のところでしょうか。彼女のそんな生き方や子供との関係の在り方など、すべて彼女の母親から受け継いだそうで、色々な逸話を話してくれました。
 そんな中で、お母さんがたとえたという言葉が、心に残りました。「親の小言(こごと)と小雨(こさめ)は、あたらないようで、あたる」
 彼女は、子供の頃初めて母親からお尻を叩かれ、怒られ、それに反抗して大泣きしていたらいつの間にか眠ってしまい、目覚めた時すごく母親の愛情を感じたといっていました。
 又「一番偉い人は、天皇陛下か総理大臣か」と質問したら、母親が「社会のためになろうとしている人だ」と答えたとか。「貧乏でも、心まで貧しくなるな」とか。
 明日は、母の日です。いい記念になりました。