不眠症

 世の中に不眠症の人が増えているとか。これも社会が健全でない事を象徴しているのではないでしょうか。そしてそれを薬に頼って解消しようとする対症療法で、根本的解決法ではない。そしてますます病理社会になっていく。
 大昔、自分が生き詰まり苦しく、眠れない日が続いた時期がありました。私は、子供の時から自然児で、薬に頼ることはほんとの解決法ではないと自分で決めていましたので、その時も早朝自然の中を走ったり、家の中を整理したり、無我の境地で体を動かし続けました。そういう中で、宮澤賢治の人間定義に関わる詩の一部が自分なりに理解できるようになり、再生の糸口をつかむことができました。
 それから以降は、一日一生と思って、密度濃く生きていますので、快食、快眠、快便で快適な日々を送っています。
 不眠症に悩む人は、思いっきり体を動かしてみたらいかがですか。それも、ゴミ拾いとか、無償のお手伝いとか、人助けとか、必ず不眠症解消だけでなく、人生が明るくみえて来ることをお約束します。