一歩一歩

 ピース・エコ・ショップを色々な人たちが介在して、一歩一歩形になっていきます。この少しずつのプロセスが、日々生きている実感を与えてくれます。
 最初にピース・エコ・ショップを作ろうとした主要道路に面した林は、様々な事情で駐車場を兼ねた「もったいない広場」になりました。それまで大小さまざまな木があった自然林は、大きな木を数本残して、数日もかからず全く変貌を遂げてしまい、ちょっとさびしいような、申し訳ないような。でも仕様がありません。こうなった以上は、できるだけ心地よい空間にするよう努力しようと夫と決めました。
 それぞれ早速行動開始。夫は、不法投棄をされないよう一時的に周囲を囲って、予防線を張りました。私は、昨日の続きで、ゴルフ場から帰ってすぐに今日はアジサイの挿し木を開始。現在大きすぎて咲いているアジサイの形を整えたり、上を詰めるだけで、挿し木の材料ができ、無駄がないのが気に入っています。
 大昔最初に、挿し木のことを知った時は感動しました。切った枝をさしておくだけで、そこから根がはえ、新しい命が誕生するわけですから。
 遠い将来アジサイの園になることを夢見ながら、一歩一歩。