記憶の中に

 小三の孫娘は、今回三年ぶりに日本の土を踏んだのですが、三年前彼女が就学前に来ていた時、彼女は一時的に近くの保育園に通いました。
 今日、午前、午後、彼女を一緒に連れて行ったところで、三人も彼女を覚えていてくれたことは、うれしい驚きでした。もちろん彼女は憶えていませんでしたが。
 人の記憶の中に残るということはとても大事だと思います。私は、日本の人々だけでなく、世界中の人々の中に、もったいないという概念が浸透していけば、それは住民パワーとして定着し、それぞれの地域の中で、拡がっていく可能性が大であると信じます。
 もったいないからうまれたピース・エコ・ショップが、20年近く長続きし、今回形になり、それまでにもったいないの輪と和で、二千万円を超えた命への支援ができたということは、いかにもったいないから発せられるパワーは本物であるかを示唆しているのではないでしょうか。
 最近、その機が熟したのか、久しぶりに私の中から歌が生まれました。それも、テーマは「もったいない」です。現代の日本人の中に、このもったいないの価値が再認識されれば、何かが変わると信じ、発信していきたいと願っています。