リサイクルハウス

 この名前の存在が、今度駐車場を作った所の、道路に面したところにあります。随分大昔のことなので、断片的にしか覚えておらず、当事者が定かでないというのもおかしな話ですが、このハウスが建つ前は、小さなトタン屋根が付いたテーブルから始まったというのは確かです。そして、最初はピース・エコ・ショップの前身であるユニセフ・エコ・ショップで始まりました。そのテーブルに余剰卵や余剰ヤサイ、下に鶏糞等を置いて、郵便受けを活用したお金を入れる箱を掛けた無人のお店だったのです。
 それが、以前もらってあった立派なガラスや廃材を活用して、会でハウスを作って、それをお店にしようということになって、男女会員が一日集まり、今のようなハウスの形になったのです。それがいくらもしないうちに、お金入れが壊され、そこでのショップが継続できなくなり、奥に引っ込んだというわけです。
 その代わり、その建物を活用しないのはもったいないので、リサイクルハウスとして使おうということになった次第です。お金は介さないで、必要な物を持って来たり、持っていったりということで、それからはずいぶん活躍しました。
 でも、マナーを守らない人も多く、リサイクルハウスの整理に毎週来る四季の会の人たちが追われる羽目になりました。そして、二年前くらいでしょうか。余りのマナーの悪さに、閉鎖を余儀なくされました。
 今回、このリサイクルハウスを壊さないで、何かに活用するために、昨日の火曜日、四季の会の人たちで大掃除と相成りました。これからどういう運命がリサイクルハウスに待っていることやらです。壊さないでよかったということにしたいものです。