昔の子供

 今、長女と次女の親子が来ていて、毎日いとこ同士、年齢差が相当あるのですが、次第に慣れて、楽しそうに色々な遊びを考え出しては、自然の中で遊んでいます。
 とにかく動物や昆虫等が好きで、トカゲまで捕まえて触っています。大工さんが持ってきてくれたザリガニも、工夫してすみかを作り、えさを与えています。
 わが家の猫も犬も、餌係は彼らになり、カブトムシやクワガタにもスイカの食べ残しを与え観察しています。
 今、こうしてブログをやっている横で、みんなががやがやにぎやかです。今日の四人の収穫は、脱皮しようとしているセミがら付きのセミを捕まえ、観察できていることかな。 そして小4のもうじきアメリカに帰る理亜は、自分が採った蝶々の標本の箱を得意そうにうれしそうに持ってきて、見せてくれ、私の子供時代そっくりです。
 一番年かさの健慈は、みんなを束ね、又、散らかっていた不要の木材を斧で折って、全部燃やしてくれました。それが面白くもあったようです。
 次女の子供たちも、石川県でほんとに素朴に育っていて、いとこ全部に共通しているところは、昔の子供のようだということで、私にとってはうれしい事実でした。
 現代では希少価値である、自然や生活に関心を持つ子供を増やしていくことが、今の根元が揺らいでいる日本に一番求められているのではないでしょうか。