この場を借りて

 私の故郷の幼馴染で、今では私たちの会の心強い味方でもある親友が、長いお手紙をくれて、私の出したメールや添付ファイルが、機械の都合で見ることができないと書いてあって、それでも私と同じで、パソコンを買い替えるまではできないとのこと。
 でも、私のブログは見てくれているとのこと。そこで、この場を借りて、添付ファイルをここに載せようと思いつきました。
 もし、このブログを見てくれている方で、この会の会員さんである場合は、近くの方でしたら手渡しで、遠方の方でしたら郵送でそのうちと考えていましたので、ここで読んで頂けたら幸いです。
 そして、その旨お知らせいただけたらありがたい限りです。又、下のコメントでも結構です。よろしくお願いいたします。
 トシ子ちゃん、あなたが私のブログを開けてくれることを祈りつつ。


 ピース・エコ・ショップ事業部からのお願い
 
 いつも会へのご支援有難うございます。お陰様で、会は二十歳を超えました。
又、平成六年「もったいない」の気持ちから生まれたピース・エコ・ショップも、皆様の暖かい協力と継続のお蔭で、会の事業として位置づけられ、これまでに世界平和や命の支援に総額2500万円以上を送る事が出来、一人一人の力が集まれば、自分の足元から世界平和という大きな問題にも関与できるという所に日々、連帯の悦び、元気、張り合い等を頂いています。
そして、この度、それまで形がなかったショップを、農場の一隅に矢張りもったいない廃材等を活用してもったいないハウス、ピース・エコ・ショップとして形にしました。そして、これを機に、これまでの活動を総括し、現代の危機的状況に対して、普遍的、根本的視点に立ち、宮澤賢治イーハトーブ(理想郷)を目指して、活動を展開していこうという事になりました。

それは、日本に、もったいない精神と環境保全と世界平和の三つを組み合わせた「もったいないハウス、ピース・エコ・ショップ」の最初のモデルを作り全国に広げていく事が、これからの世代にかつての日本の良さを伝え、日本人としてのアイデンテイテイーを取り戻し、現在日本が置かれている危機的状況から一人一人が自分の行動力で生き直していく一助になると考えました。

一つは、イギリスのチャリテーショップの仕組みを採りいれ、「もったいない」の門戸を広げ、社会的経済格差を少しでも軽減したいという事です。
イギリスのチャリテイー・ショップとは、一般市民によって寄付された中古の本、衣類、陶器、家具などを販売し、その収益金を各々の目的の所に寄付するという仕組みで、1948年、一つの慈善団体によって設立され、現在ではイギリスとアイルランドに一万店近くのチャリテイーショップがあるそうです。
このショップの特徴は、1)寄付する側は、使えるけど使っていない、もったいない物を活かせて、片付いて気持ちがよく、社会のためになる。 2)買う側も、安く買えて、同時に、社会のためになる。 3)社会全体にもったいない風が吹き、ゴミの減量化と助け合いの輪が広がる。
そこで、これまでの品目に加えて、チャリテイーショップで販売している品目の物やまだ使える電気製品などを皆様から寄付して頂きたく思います。
家を整理したり、移ったりする時などにもったいないと思われる物がありましたら、ぜひこのお願いを思い出し、ご連絡又はお持ち頂ければ有難いです。
そして、もう一つは、3/11以来日本中を苦しめている新たな環境問題です。この根本的解決は、未だ示されておりません。私達は、それ以前から、「次世代のため、元気、安心、希望を与える住民参加の有機の里創り」という理念を掲げ、部会「坂東市有機の里創り研究会」を発足させ、坂東市バイオマス活用推進計画の申請を働きかけ、それに有効な微生物の培養に取り組んできました。それが、EMの中の主役である光合成細菌です。
そして、3/11の後、その微生物が放射能を減らすという事を知り、市の測定器でそれを検証、確認できたので、県の「コミュニテ―協働事業」に「光合成細菌を使った生ごみの自家処理法と安全な社会創り」という題名で応募し、採択され、その助成金で培養のためのビニールハウスを建てる事ができました。
又、それによって、市の後援でフォラムも開催、市の環境基本計画にも掲載され、市からバイオマス活用推進計画申請に着手する旨の回答も頂きました。
現在はピース・エコ・ショップを通して、その普及に努めています。生ごみ、米のとぎ汁、廃油などは、そのまま廃棄すれば費用もかかり、環境を汚しますが、EMや光合成細菌等の有用な微生物の力を借りれば、もったいない立派な資源です。これらは、生活に密着したいい教材なので、今後は、小中学校の総合学習や環境体験学習を通して、親子共々にもったいないを伝える事に力点を置いて、社会に発信していけたらと思っています。
以上二つのことを核に、皆様のご協力でピース・エコ・ショップが時代を変えるお手伝いができれば幸甚の悦びです。今後は、ここに集う人たちが、つながりあえ、お互いを活かしあえる関係を築いていけたらと願っています。
最後に、「もったいない」を少しでも多くの人たちにわかって頂くために、拙い歌ですが、ピース・エコ・ショップのテーマソングとして活用して頂ければ有難いです。以上について、忌憚のないご意見やご感想をお待ちしています。

      もったいないは二つのエコ       詩と曲 小野 羊子

  Ⅰ、 もったいないは 二つのエコ 二つのエコ
      エコロジー アンド エコノミー
      ラランラ ランラン もったいないで みんながつながろう
      もったいないで   地球をクリーンに
もったいないで   みんながつながろう
2、 もったいないは 日本の宝 日本の宝
      世界に伝えよう 世界に広めよう
      ラランラ ランラン もったいないで みんなが幸せに
      もったいないで   地球を楽園に
      もったいないで   みんなが幸せに

〒306−0505茨城県坂東市菅谷2118 NPO法人猿島野の大地を考える会   TEL&FAX 0280-88-7670 ブログ 坂東市有機の里創り研究会で検索下さい。