開戦の日

 昭和16年12月8日、日本が世界を相手に、真珠湾攻撃を仕掛けた日、即ち、第二次世界大戦の火ぶたが切って落とされた日であるということである。
 その頃、世界地図はあったでしょうが、こんな小さな国であることもわかっていたでしょうが、なんと向こう見ずな、怖いもの知らずというか、現状認識がなさすぎるというか、結果はやる前からわかっていたというか、そして結果は案の定でした。
 イギリスは、その頃、情報網や人材をを駆使して、全体の動きをキャッチし、自らの採るべき道を判断していく戦法でした。
 今回の特定秘密保護法案の決め方も、後先考えずに、一直線に、一方的に勇み足で、どこかこの開戦の日に似たところがあり、不気味ないやな予感がします。その上、この法案が決まったのが、この開戦の日の前日。日本は、これからどこへ向かうのだろうと国民は、みんな心配していると思うのですが。