人間万事塞翁が馬

 この言葉の意味を最近再確認する機会を得ました。とても含蓄のある言葉なので、ご存じでない方もここで知っておいた方が、後で何かのお役に立つと思います。
 中国で生れた故事で、塞翁という人の馬が、ある時逃げて居なくなってしまったそうな、間もなく一頭の駿馬を連れて戻ってきたそうな、そのうち、塞翁の子がその駿馬から落ちてけがをしてしまったそうな、丁度その頃徴兵された同じ世代の若者たちが皆戦死してしまったのに、彼は命拾いしたというお話で、人生何が幸せで、何が不幸かはきめがたし、又、人生の先に何が起きるかはわからないとい教訓が含まれているというお話です。
 私も、この間までは、自己嫌悪にさいなまれていましたが、それがいつもの自分に戻れた時は、殊の外うれしいもので、今度は自己嫌悪に陥らないように肝に銘じようと思うものです。何が自分にとって幸いとなるか不幸になるかわからない所が、人生の妙味なのかもしれません。
 今日も、ゴルフ場で寒さからエネルギーをもらってきました。お蔭で、風邪一つ引きません。ありがたいことです。