光合成細菌

 今日は、久しぶりに顕微鏡で、光合成細菌君にお会いしました。寒い中でもちゃんと沢山いました。又、光合成細菌の20から30倍の大きさの藻類と思われる丸いものも元気に泳いでいました。
 私達は、光合成細菌のすごさを知って、これからの地球や人類の存続にはになくてはならない存在と思い、その培養増殖に取り組んできました。しかし、暖かい時期は、光合成細菌だけでなく、藻類も元気で、光合成細菌の培養をしていても、緑の藻も増殖して一部が緑色になってしまったり、失敗してしまうことがあります。
 今回そこで、その失敗作の容器の変な色をした液体を捨てるつもりで、いい加減にほおっておいたら、段々光合成細菌特有の濃い赤紫色になり、なぜだろうということになって、夫に顕微鏡でみてもらったというわけです。そうしましたら、光合成細菌君がいっぱいましたが、割合動かないという感じ、かたやいくらかの藻類は泳いではいたものの、肉眼で液体に緑色は全然ありませんでした。ということは、光合成細菌は、寒いなかでヒーターも入れなくても生きて、且つ増えるのだということが分かりました。又、一つ、光合成細菌の強みを知りました。
 今度は、その液体を煮沸してから、顕微鏡でのぞいてみました。なんと、丸い藻類君は全く動きが止まっていました。その反対に、光合成細菌君は、元気に動き出していました。百度どころかそれ以上でも死なないのです。
 それだけではありません。放射能も減少、無害化してしまうのです。二度ほど、市の測定器で調べてもらいましたが、肯定的な結果が出ました。
 まだ、光合成細菌のすごさがあるのですが、それは次回にでも。