最後まで

 この前の環境展の紹介が途中だったので、一応最後まで簡潔にいきますね。
前回の、EMに本当に排水浄化の力があるかどうかを自分たちで調べる実験の結果、月一回の会の水質検査で驚異的な力があることを確認しました。その際に用水路を汚す二大犯人が、米のとぎ汁と化学物質の総称である界面活性剤がたくさん入った合成洗剤であることが判明しました。
 そこで私達が取った行動は、町に働きかけて「米のとぎ汁流さない運動」でした。そのまま流すと悪玉ですが、EMと合わせて発酵液にすれば、様々な生活改善に繋がる経済的な善玉に変身するというモニター制度を作ったのです。現在まで、もう十年以上続いています。
 もう一つの合成洗剤の件は、初めは手作業で、安全なEM液体石鹸の製造に取り組みました。食器洗いも、洗濯も可能で、その上、シャンプー代わりに、頑固な油落としに、洗車もワックス要らずということです。その上、普及のためにと安価にしてしまったので、もう取り返しがつかなくなりました。(笑)というわけで、この二つに関心を持った人が、実際にやってくだされば、環境浄化の側に回る人が増え、元気、安心、希望が拡がっていくと思うのですが。

 三番目の実例は、光合成細菌が生ごみ処理に最適という発信です。これまでの自家処理としては、簡便で効果があるので、長続きし、その上、放射能を低減させるという、元気、安心、希望の三条件を満たしてくれます。又、光合成細菌は、嫌気性と言って、二酸化炭素を吸ってくれるので、地球温暖化にも貢献してくれる三拍子どころか四拍子も五拍子もそろっている微生物なのです。それは後のお楽しみです。
 という事で、ここで75パーセント終了で、あとは明日にいたします。