理想郷

 最後は、「賢治のイーハトーヴ、理想郷を目指して」という表題で始まります。
 その下脇に、2001年、毎日新聞の「二十一世紀ーー茨城の100人」の一人に私達夫婦が選ばれ、「賢治の精神に共鳴」とあり、小題として「力合わせて理想郷を」とあり、今と比べたら若ーい私たちが写っている記事を配しました。
 表題の下に、イーハトーヴとは、世界のどこでも通用する理想郷。2001年に取材された右の記事から13年後の今年、ついに具体的なイーハトーヴが見えてきました。それは「もったいない・ピース・エコ・ショップ」と同じ仕組みのショップが世界中に作られ、いい環境が持続し、争いのない平和な社会を目指すことです。それを平将門の里、坂東市から発信したく、歌も生まれました。そして「もったいないは 二つのエコ」の歌を配し、石川の次女が里帰り中に書いていってくれた可愛いショップのパンフを配しました。
 写真に写してここに載せれば一目瞭然なのに、下手な説明でごめんなさい。
 とにかく嬉しかったのは、続けていたことで、実現するかしないかは別として、自然にそういう目標にたどり着いたことです。このショップが平成六年に生れた時も、自然の発想からでした。自分の内側の自然な声に逆らわず、その通りに動いてきたことからこそ今があるのだという事を、このブログを読んでくれている人たちに分かってもらい、現在のご自分の内側の自然な声に耳を傾け、行動してほしいと願っています。