カブトムシ

 この間、四季の会の活動日にもみ殻の大山を片付けていたら、一人がその中にカブトムシの幼虫を見つけました。すぐに虫の好きな石川県の孫を思い出した私は、丁度送る物があった時だったので、一緒にその幼虫を送ってやろうと思いつきました。丁度いい小型の箱が見つかったのでそこに少し湿ったもみ殻を入れ、もみ殻の中に入れておきました。
 送るとき、その幼虫を見つけてくれた彼女が、糖蜜の汁が好きだと言ったことを思いだし、水と混ぜた糖蜜をもみ殻の上からかけてやりました。
 一日置いて、石川の次女からちゃんと生きているよと知らせがあり、ほっとしました。今では、石川の孫が友達と観察しながら、大事に大事に育てているようです。カブトムシの幼虫の命が、私たちの間のいい架け橋になってくれました。