本質

 昨日の集いで、比嘉先生の後にお話しした田中佳先生のお話しも、わかりやすく共感が持てました。彼は医師ですが、講演の題名が「病院いらずの身体づくり」といい、私たちの方針とぴったりです。彼が、最初に言った言葉が「本質」。私も、本質、普遍、根本、真理というような領域が好きな形質で、私が元気になれたのも、その気にかかるところが、宮澤賢治によって納得し、明確になれたからです。
 日本人全体が、自分が真に納得する足場を見つけたら、それを最優先に生きれば、国民性がもっと明らかになり、透明感が増して、幸福度も上がると思うのですが。その先生も、病院に納得できず、病院から脱出する勇気をふるったからこそ、自由を手に入れ、独自の境地に達することができたのでしょう。
 私も、通り過ぎると忘れてしまうものですが、思い返すと、その都度踏み出す時は、悩むものです。昨日書いた用水路の排水浄化実験も、費用の面でもマンパワーの面でも、小さな会としては、なかなか大変でした。でもやってみたら、すべてが好転し、困ることは一つもありませんでした。
 「もったいない・ピース・エコ・ショップ」も、まだ皆さんに認知されていませんが、みんなと知恵を絞って、老若男女の社会参加、交流の場になって、社会を活性化できたらと願う所です。