暖かい手

 私は、みんなの温かい手に支えられてこそ、このもったいない・ピース・エコ・ショップをここまで続けてこられたと実感するこの頃です。
 昨日は、一昨日休んだ四季の会の仲間が、新鮮なトウモロコシを突然持ってきてくれました。又、昔の教え子のお母さんから、トマトやナスを頂き、又、今日は留守中に、新じゃがが置いてありました。正に、みんなにもったいないの思いがあるからです。
 この思いを形にすることは、だれでも、どこでもできます。周囲がもったいないという思いから生まれたお店だと知れば、共鳴者は必ず現れるでしょう。たとえ、支援額が小さくても、実際にやって得た悦びは大きいです。それを続けていれば、それは生活の中でなくてはならない地位を占めるようになります。
 全国の野に咲いているタンポポのように、草の根運動で広げていきましょう。たとえ、一つ一つが小さい小さいショップだとしても、名前が「もったいない・ピース・エコ・ショップ」で、仕組みが「寄付して頂いたものを売って、その収益金をそれぞれが支援のし甲斐を感じるところに寄付する」という点で同じであれば、それはタンポポの綿毛のように、もったいないという風に乗って、全国各地で黄色い花を咲かせてくれるのではないかと、半分信じ、半分夢見ています。
 ショップで販売する品目は、もちろん自由です。ショップの場所も、時間も各自自由です。要は、お互いにつながりあって、もったいない物を活用することで、社会のお役にたち、次世代に自分たちの後ろ姿を通して、もったいない精神を伝えることです。
 どんどん時間はたって行き、もったいない世代は減っていき、それこそ国家の損失です。これから日本の未来は、もったいない精神がなくては国家存亡の危機にさらされると思うのは
私だけでしょうか。平和ともったいない精神は、これまで積み上げてきた日本の宝です。