秘密の花園

 子供のころ、赤毛のアン秘密の花園という物語が好きでした。あの頃は、本がおおいに娯楽の一つでした。「秘密の花園」の主人公は、さびしい境遇の風変わりな女の子で、一人でこつこつと人知れず素敵な花園を作っていくうちに元気になっていくというようなストーリーでした。
 今、私も秘密の花園ではありませんが、農場の一隅で手の入れていないところがあり、そこを自分の頭に描いたようにしたくて、娘たちがいたころから、少しずつやっていたのですが、あともう少しという所で止まっていました。今日ゴルフ場から帰って、後片付けをして、お茶をして、暗くなりかけてはいたのですが、やぶ蚊に刺されながらでもやってしまいたくて、決行。終わって家に入って、手を洗おうとしたら、何と私の痩せ細った腕で二匹の蚊が満腹で赤くなって、討死していました。私が作業中無意識にたたいたからか、血の飲み過ぎで自爆をしてしまったのか。
 とにかくいくつになっても、子供のころの性格が土台なんですね。