嫌気性発酵

 今日は、ゴルフ場で店番をしながら読むのに、ちがった「現代農業」を持っていって、「嫌気発酵でラクにいい堆肥」副題 専用の処理施設も切り返しも不要 というページを見つけ、ちょうど今、同様の目的に挑戦している時でもあり、偶然の出会いにびっくり。読んでいくうちに、日本も江戸時代までは、嫌気性発酵堆肥を作っており、好気性発酵になったのは、明治時代からとか。日本も江戸時代までは、純粋に日本文化が受け継がれていたのだから、堆肥作りも昔に戻った方が昔の日本人の知恵が詰まっているという事でしょうか。とにかく、文明の行き過ぎで、人間も機械に振り回されて、どんどん人間そのものが後退していっているように思えてなりません。
 この本に出会う前、午前中は会で借りている市の市民農園の一区画を、今取り組んでいる堆肥の活用場所にしようと思い立ち、見に行ってきました。これまでは、借りてはいたものの、会員がみな途中で挫折してそのままになっていて、こちらもそこまで手が回らずにいましたが、「忙中閑あり」ではありませんが、私の中にゆとりが生まれたのでしょうか。それとも、気持ちや頭の整理が出来て、堆肥作り実験が自分の中でやるべき優先順位が高くなったのでしょうか。
 管理人さんとも会って、自分たちの借りている場所を確認し、堆肥を撒いておくので、管理人さんが耕耘してくれるとの事なので、早速帰って堆肥を袋に積め、再び農園へ。
畑丸ごと発酵の実験でもあります。どうなるか、楽しみです。