異常気象

 現在、国連でも異常気象続発について、2050年の地球はどうなるかという想定に基づいた予報報告の協議が行われていると、先ほどのテレビで報じていました。二酸化炭素のの増加で、2050年には今よりも四度も平均気温が上がるとの事でした。できたら二度でとどめたいとの事でしたが、その術は見つかっていないそうです。
 私たちが普及に努めている光合成細菌を世界中に広めれば、二酸化炭素は確実に減るでしょう。眼に見えない極小の微生物ではありますが、約三十億年前生物が住めない極悪の環境を今のようにかえてくれたのは、他でもない光合成細菌のような嫌気性の微生物が地球全体を長い時間をかけて変えてくれたのですから。
 昨日の「俯瞰」ではありませんが、地球全体をもう一度住みやすい場所にするには、大同小異のおおらかな気持ちで、光合成細菌などのような有用な微生物を活用して、自分の周りから具体的に環境をよくしていくしかありません。
 一人一人の力は微小ですが、それが稼働すれば大きな力になります。嫌気性という特質だけでなく、人間にとってたくさんの救済力を持っている光合成細菌です。私たちの会が普及のために市の直売所に置いている光合成細菌が、最近購入してくれる人が増えました。液体石鹸とあわせて、少しは排水や土壌の改善にお役にたっていると思うと、やりがいや張り合いを頂けます。